先日、
大地の再生関西 ◎ 杜サポミーティング 〜 炭焼きとピザ釜 〜
というタイトルのイベントでみんなで竹炭を焼きました。
炭は大地の再生の環境改善、水脈整備にはなくてはならない大事な資材です。
グランドカバーとして地面の上に撒いたり、水脈の中に撒いたり、たくさん必要です。
炭は多孔質で、空気をよく通し、微生物の住処にもらるので、土壌を健全な状態にするのにとても役立ちます。
水脈に入れればそこを通る水を新鮮に保ってくれる効果もあります。
ですので畑をされている方は、土壌改良に炭を使ったりもされますね。
また多孔質であるため調湿効果にもすぐれ消臭効果や空気清浄効果もあるので、床下に敷いたりすると気持ちいいというのも聞いたことがあります。
わたし自身も、自分が普段乗っている車に、資材の竹炭を紙製の米袋に何袋か積みっぱなしにしていた時があったのですが、そのとき車の中の空気が明らかに清々しくてびっくりしました!
今回は竹で炭を焼きました。
かつては生活のなかに欠かせなかった竹ですが、
現代の生活ではあまり使われることもなくなり全国で放置竹林は問題となっています。
竹炭の活用は、放置竹林の問題にも有効かもしれません。
作り方をご紹介したいのですが、写真を最初から順を追って撮るのを忘れていました。。。
これは、まず種火をつけているところ。
この写真はすでに何度か焼いてしまった後で、わかりにくいのですが、
まず下準備として、炭で黒くなっているあたりを、全体的に少し掘り下げてあります。
硬かったので浅めですが、もう少し深くてもいいと思います。
このことで、火が地面に吸い付き広がりにくくなる、、、んだったと思います。
また中央には深さと直径30〜40センチほどの穴を開けてあります。
これは2箇所で焼いていて、片方は穴あり、もう片方は穴なしで実験していたのですが、
穴ありの方が上に竹を乗せて行ったときに、穴から地中の空気が供給されるため、燃えやすかったです。
これは点穴の効果と同じ。
土圧が抜けた地中の穴から、軽い空気が上がっていきます。
炭焼きの場合は地中の空気も温められるため、さらに強力に空気が抜けるので、
地中の空気の循環を促す効果も期待できると思います。
そして、種火が安定したら、その上に竹をこんな風に竹を積み上げて。。
竹が温まってくると、先端から爆発音とともに、節や蒸気が飛んでくるので危険なので気をつけてください。
だんだん焼けてきました。
炭になって、白くなったところにこまめに水をかけて消し炭をにしながら全体を焼いていきます。
けっこうな煙に巻かれながら、また、火を使うので気もつかう作業で、なかなか疲れましたが、
遠目に見てみると、のどかでいい風景ですね。
今回は、京北町の市川ジャンさんのわけあえるお庭での作業でした。
とってもいい場所です。
ピザ職人の人も来てくれて、お昼はピザ釜でピザを焼いてみんなでたべました。
焼きたてのピザは最高ですね〜
具材もいろいろ、わたしもピザ職人の人に教えてもらいながら、自分で一枚、鹿肉ピザを焼かせてもらいました♪
竹炭も、たくさんできて、今回もいい活動日になりました!
毎月なにかしら関西チームで自分たちで企画して、ワークショップを開催しています。
今回は、竹炭作りでした。
来月は11月26日に畑の水脈整備と来年に向けた田んぼの整備のワークショップになりそうです。
今回用意した炭も使うことになりますね^^
また詳細が決まりましたら、ご案内させていただきます。
今回参加していただいたみなさま、おつかれさまでした!
ありがとうございました〜^^
(さが)